備後ワインクラブワイナリー見学会(2022年12月18日)

2022年12月27日更新

8:50分に福山駅にご集合いいただき、バスに乗って、山野峡へ。
当日朝は福山市内も薄っすらと雪が降り、集合場所の福山駅前の濡れたベンチが凍っているような寒い朝でした。
社内では、ぬまくま夢工房の中島社長より現在の備後地区のワイナリーについて説明いただいた後、山野峡大田ワイナリー醸造責任者の峯松さんが中心に発信されているYouTube「やまのなんで」をみながらぶどうについての事前学習を行いました。

山野に到着後、西元にて剪定方法を教わり、参加者全員に自己紹介をしていただいた後、早速圃場へ向かいました。

圃場

まずは2班に分かれてから作業の説明を受けました。来年の収穫に影響を与える作業ということもあり、参加者の方は少し緊張した面持ちでした。

前回、マルスランの圃場で作業をさせていただいたので、今回も同じ場所での作業を希望させていたのですが、前日の雨でかなりぬかるんでいることと、猪が出て畑が荒れているという理由で、キャンベルアーリーという品種の圃場の選定・誘引作業を行わせていただきました。

最初は少し緊張気味に剪定されていた皆様ですが、コツを掴んでこられると、ワイナリーの方も驚かれるほどのスピードで作業は進んでいきました。そして、参加者の方々の希望により、当初の予定の区画以上の場所を剪定していただきました。

剪定後は、農家民宿「山の宿・西元」にて、嬉しいランチタイム。
そして、皆様が楽しみにされている試飲タイムです。

今回は、2種類のワインの試飲がありました。
(赤ワイン:2021富士の夢、白ワイン:2021北天の雫)

昼食メニューは、前菜の盛り合わせ、スープ、カルツォーネ3種類、お楽しみスイーツ(焼き芋)です。
今回は、ダイエットクックサプライさんに昼食メニューをご提供いただきました。

その後、大田峡ワイナリーへ移動。
ワイナリーでは醸造工程の話を伺い、その後、コルク打栓体験をしていただきました。

ワインを購入される方や、ワイナリー前で日曜日に開催される日曜朝市を楽しむ方もいらっしゃいました。

その後、雪が舞う中、次の目的地である三原に向かってバスにて移動しました。

途中の福山SAにて小休憩をし、三原の瀬戸内醸造所へ。
到着後、醸造責任者である行安さんからワイナリー案内をしていただきました。
前回同様、ウェルカムドリンク兼、試飲で、2021 Hanamiメルロのスパークリングをいただきました。

こちらのワイナリー、昨年から自社でのワインづくりが始まったばかりで、ワイナリーのコンセプトの話の他に、今後の展開のお話も聞くことができました。
他にも、こちらのワイナリーの特徴である、シールド、スパークリングワインの作り方の説明なども丁寧に行っていただきました。特にスパークリングの製造は山野では行われていない技法ということもあり、参加者の方々から様々な質問が飛び交い、活発な場となりました。

売店にてお買い物を楽しんでいただいた後、途中みはら「神明の里」にて休憩をして、福山駅までバスで帰ってきました。
バスを降り、帰路につかれる際に、山野峡大田ワイナリーでできたばかりのロゼワイン・マルスランと瀬戸内醸造で醸造された、赤ワイン 2021 三原ニューベリーA持ち帰りいただきました。

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